【基本技術を学ぼう!】外国産ヒラタクワガタのアゴ縛りのやり方

飼育の基本技術

はじめに

外国産のヒラタクワガタは入手がしやすく、外国産クワガタの中では比較的簡単に飼育、繁殖ができるため、初心者にもおすすめな種類です。

しかし、一点、他の種類よりも気をつけないといけない点があります。

それはメス殺しです。

外国産ヒラタクワガタのオスは顎の挟む力が非常に強力です。

その強力な大顎で挟まれると、メスは最悪バラバラになってしまいます。

そのため、普段は別々のケースで飼育するようにしましょう!

ただ、交尾させるときは、同居させる必要があります。

同居させて交尾させることを同居ペアリングと言います。

その同居ペアリングの時にメス殺しを避けるために必要なことがアゴ縛りです!

今回はそのアゴ縛りのやり方を解説していきます!

過去の失敗談

時々、広いケースを用意すればアゴ縛りがなくても大丈夫だとおっしゃる方がいますが、大きなケースであっても事故は起きます!

以前、中ケースでアゴ縛りなしでスマトラオオヒラタを同居ペアリングをしたら、翌日メスが殺されてしまっていました。

ケースの真ん中で、背後から挟まれたような跡がありました。

おそらく大ケースであっても起きた可能性があります。

なので、絶対にアゴ縛りはするようにしましょう‼️

必要物

・結束バンド

結束バンドは強度がしっかりしているものを選びましょう!

・ニッパ

結束バンドを切断するときに使います。

切れ味が悪いと怪我や、生体を傷つけたりする恐れがあります。

・中ケース相当以上の丈夫なケース

ある程度の大きさのあるケースを用意しましょう!

一般的な飼育ケースなら中ケース以上を用意しましょう。

外国産ヒラタは力が強いので、100円ショップなどで売られているケースやその他の容器は脱走のリスクが高いので注意が必要です。

初心者の方は、昆虫ショップで売られている飼育ケースを使用するのをおすすめします。

・床材

下に敷く床材を用意しましょう。

私は針葉樹を圧縮したペレットを使用しています。

針葉樹系のマットはコバエやダニなどの対策ができるのでおすすめです。

・餌皿

写真のようなプラスチック製の餌皿なら、洗えば再利用できるのでおすすめです。

ただ、写真のように穴が突き抜けているタイプのものは、ヒラタ系は大丈夫ですが、ヘラクレスは体が穴に挟まる事故が起きることがあるので注意してください。

・ゼリー

オスはアゴ縛りで普段より上手に餌が食べにくくなるので、広口タイプのゼリーを用意しましょう!

また、ペアリング完了後は、オスとメスが仲良く一緒に食事している場合もあるので、その時に狭いとゼリーの取り合いが発生してしまいます。

・成熟した生体

繁殖には、オスメス共に成熟している必要があります。

クワガタは、羽化した後、しばらくはご飯を食べずに生活をします。その後ゼリーを食べ始め、繁殖ができるようになります。

その期間は種類や個体によって差がありますが、外国産ヒラタは大体羽化後6ヶ月で成熟します。

野外品(WD)個体は、すでに成熟していることが多いです。

WDのメスは、すでに卵を持っている場合もあるのでそのまま産卵セットに投入しても産む可能性があります。

ただ、もう一度交尾をしておくことで、産卵のスイッチが入り、たくさん産みやすくなります。

産卵セットの組み方はこちらをご参照ください。

【基本技術を学ぼう!】産卵セット組み方(マット産み編)
クワガタやカブトムシの産卵セットの組み方を徹底解説。今回は、マットのみでの産卵セットの組み方解説。マット産み可能な種類を解説。必要物や手順を写真付きで解説しています。

手順

1.ケースに床材を入れ、足場をセッティングします。

2.ゼリーをセッティング

ゼリーの蓋は切り込みを入れるのではなく、開け切っておきましょう!

アゴ縛りをしたオスが食べやすいようにしておきます。

また、オスとメスが仲良く一緒にゼリーを食べることもあるので、その時に十分なスペースを確保するために開け切っておきましょう!

3.結束バンド3つを取り出します。

4.2つのバンドを輪っかを作って軽く締めます。

5.最後の1本を使って2本の輪っかの間で繋ぎます。

6.クワガタの大顎に2つの輪っかを通します。

写真のように、真ん中の輪が生体の上に来るようにしましょう!

また、両サイドの輪が最大内歯(1番出っ歯ているところ)よりも根本側に来るようにします。

7.両サイドの結束バンドを締めます。

8.真ん中の結束バンドも締めます。

この時、縛ったバンドが口の前にきていないか注意しましょう。

口の前にあると、ゼリーが食べれません。

9.余分な部分をニッパで切断します。

この時、触覚や足を切らないように注意しましょう!

10.オスとメスをケースに入れたら完成です。

長期間縛ったままだと、生体にストレスがかかったり、顎の開きが悪くなったりするので注意が必要です。

2日から1週間程度で十分です。

交尾完了の目安としては、一緒にゼリーを食べていれば完了している可能性が高いです。

長くても1週間を過ぎたら一度やめるようにしましょう!

2日に1回ほどはゼリーを交換するようにしましょう!

ゼリーを食べにきたところで交尾することが多いです。

セット開始1時間後、交尾をしていました。

以上が、外国産ヒラタクワガタの同居ペアリングのやり方になります。

ペアリングが完了したら、産卵セットに投入しましょう!

産卵セットの組み方はこちらをご参照ください。

【基本技術を学ぼう!】産卵セット組み方(マット産み編)
クワガタやカブトムシの産卵セットの組み方を徹底解説。今回は、マットのみでの産卵セットの組み方解説。マット産み可能な種類を解説。必要物や手順を写真付きで解説しています。

和歌山オオヒラタ喜彩堂は、BASEで外国産のヒラタクワガタをはじめ、多種多様なクワガタ・カブトムシを販売しています‼️

クワガタ・カブトムシを買うなら喜彩堂で‼️

和歌山オオヒラタ喜彩堂 powered by BASE
「和歌山オオヒラタ喜彩堂」は、「紀の喜」が運営する、クワガタ・カブトムシ通販専門店です。生体は全て「紀の喜」がこだわって飼育したものになります。主に、外国産のオオヒラタ系のクワガタを販売致します。他にも、王道種からマイナー種まで幅広く取り扱…

コメント

タイトルとURLをコピーしました